生命・医療倫理学入門コースを修了して/2004年10月コース受講者の感想

さる2月10日、生命・医療倫理学入門コースの修了証授与式が行われました。今回は、受講者のみなさんがコースへ寄せてくださった感想の一部を取り上げました。

●Aさん(医師)

参加させていただく機会を与えていただきありがとうございました。 さまざまな見方があることを再度認識することができたのが一番大きい収穫と考えています。 ただ、充分に討論ができたかというと不完全燃焼であったときもありました。 また、質問の時間もさまざまな見方を認識するよい機会でした。 今回の参加者は各方面で経験も豊富で活躍されており、生徒全体で意見交換する時間もあったらよかったと思います。

●Bさん(看護師)

私がこの講座に参加した動機は、院内倫理委員会のメンバーとして提出される案件について どのように考えたらよいか、また医療の現場において日常的に起こってくる倫理的な問題について見過ごさないで、どのように捉えて考えたらよいかについて系統的に学びたいということでした。 私自身の目標が達成できたかどうかはまだわかりませんが、これからの業務のなかで、直面する倫理問題について学んだ事を想起し、頂いた資料を参考にしながら考えることはできるようになったと思います。

●Cさん(看護師、倫理委員会事務局)

実際の倫理委員会を開催するまでの事務局のあり方や実際の運営など、 具体的な対応をお伺いしたいので、ぜひ、そういった場も設けていただきたいと思います。

●Dさん(製薬企業勤務)

私にとっては、全ての講義及び演習、そして参加できた2回の実習のいずれもが勉強になりました。 生命・医療倫理学における系統だった知識だけでなく、職域、年齢の壁を越え、 実際の倫理的な案件の検討において毎回実施したスモールグループディスカッションによって、 自らのパターナリズムを修正し、権利能力を有する自然人として原点に立ち戻り、 コミュニケーション力に応用性の幅ができたことが一番の成果であったと思います。

●Eさん(製薬企業勤務)

赤林先生や稲葉先生をはじめとするCBELの諸先生、スタッフの皆様からお教えいただいた数々のものを通じて、生命・医療倫理に関する事柄について覗き見し、考え込み、webを含めた情報源から資料を取り寄せ、またご提示いただいた資料に触れる機会も多くあり、短期間ではありましたが、大きな収穫を得ることができました。また、受講生仲間内では互いに連絡を取り合い、勉強や議論をするべく励ましあうキッカケもできました。

●Fさん(医師)

直観と法的な判断に乖離があること、法的に未整備の分野が予想以上に多いことを学んだ。 医療者同士でも日常的に議論をして、日本の医療倫理の足腰を強くしなくては、なんて思った。

●Gさん(薬剤師、倫理委員会事務局)

実際の現場では何が問題となり、どの様に解決されているが実態なのか?今後の対応としてどうしていけばよいのか?などについて、参加者間でもっと議論する機会が あっても良かったのではないかと思っています。

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