政策レスポンス

政策レスポンスは、医療やバイオサイエンスの領域における倫理的、社会的問題について日本が取り組むべき政策的課題を明らかにすることを目的とした、UT-CBELの社会実践活動の一つです。政策情報や検討すべき論点を整理したり、提案を行います。


No.8 性転換カップルによる生殖補助技術利用が提起する問題 PDF
●家族のあり方は多様化している。従来、生殖補助技術の利用をめぐる議論は生来の異性間カップルの不妊治療の文脈に限られていた。生殖補助技術の利用を希望する多様な背景があることを考慮したうえで、規制のあり方を検討する必要がある。… (2010.01.21)


No.7 代理出産をめぐる議論の現在 議論の停滞がもたらす新たな展開 PDF?
11月、母親に代理出産を依頼した事例について、依頼した女性および出産を担った母親による記者会見があった。当事者が、カメラ取材に応えるのは異例である。自身の母親や姉妹に代理出産を依頼した事例が蓄積されつつある実態も明らかにされ、今後も同様の事例が発生する可能性が高い。一方、立法府の代理出産の規制… (2009.12.07)


No.6  特集:予防接種に関する全国意識調査 2009年のH1N1インフルエンザの流行が提起する問題(2) PDF
日本をはじめ、各国の政府は、従来の季節性インフルエンザのシーズンが本格化する前に、H1N1インフルエンザ(以下、新型インフル)予防接種を開始することを目標としてきた。日本政府は、ワクチンの入手に280億円の予算を計上し、今年度中に7.7千万人分(国内製2.7千万人分、海外製5千万人分)のワクチ… (2009.10.20)


No.5 ワクチン配分の政策と倫理 2009年のH1N1インフルエンザの流行が提起する問題 PDF
多くの人が免疫を持たない感染症のワクチンの配分は、日本のみならず、世界的な問題である。「ワクチンの確保」「接種の優先対象」「ワクチンの入手と安全性」について、現在の主な議論を紹介する。なお、末尾にワクチンの配分に関するWHO専門委員会の勧告、米国CDCの専門委員会勧告(共に7月)の概要を紹介し… (2009.08.01)


No.4 脳死臓器提供:法改正で何が変わったのか PDF
臓器移植法(「臓器の移植に関する法律」)が改正された。今回の法改正によりどのような変更があったのか、 またこうした変更によってどのような影響が出てくるのか。「Q1 今回の法改正で『脳死』は「人の死」となっ たのか?」「Q2 今回の法改正によって、提供意思の表明の仕方はどう変わるか?」「Q3… (2009.07.30)


No.3 臓器移植法改正法案の検討 (2) 提供先の指定に関する詳細な検討を PDF
現行法では、死後の臓器移植を希望する者(ドナー)は、提供先(レシピエント)を指定することはできない。今回、衆議院を通過して参議院に進むA 案は、「親族への優先提供の意思表示」として、提供先を親族に指定することを認める規定をもつ。これは、「移植機会の公平性」を重んじる現在の臓器移植法の基本理念と矛… (2009.06.29)


No.2 臓器移植法改正法案の検討 (1) PDF
臓器移植法改正をめぐって多くの論点が提示されている。臓器移植法の成立時から指摘され続けてきた問題のほか、新たに出現した検討課題もあり、議論が錯綜している。本特集は次号にもわたって今回の法改正の主な論点を検討する予定である。この特集を読めば、どの法案にも切実な問題意識があり、仮に今回何らかの改正… (2009.04.30)


No.1 体外受精における「取り違え」が提起する新たな倫理問題(PDF)
香川県立中央病院における、体外受精中の受精卵の取り違えが問題となっている。取り違えの防止策の実行が早急に求められるが、同時に取り違えが発生した場合への対応の在り方も検討する必要がある。検討するべき主な倫理的課題として、生殖補助医療における親子関係の議論の再開、ルールを守る仕組みの明確化、… (2009.02.27)

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